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漫画アニメラノベの感想を書いていく。注意書きがない場合はネタバレ無しです。

2016年夏アニメ最終評価と感想

もうほぼ書く気もなくなっていた夏アニメ最終評価です。もう今年はTVアニメの話をする必要はないかもしれませんね。『君の名は。』と『聲の形』の感想も書いてます。

SS 殿堂入り

君の名は。(特別ゲスト)

これを語らずして2016年のアニメは語れない。たまたま公開初日に見る機会があったが、新海誠監督の作品は今まで見たことがなかったし、そこまで良い評判を聞かなかったこともあって全く期待はしていなかった。しかし、始まってみると僕好みのストーリーでそのままジェットコースターのように終盤まで全速力で駆け抜けてくれた。ついつい帰ってすぐにAnother Sideの小説と公式ビジュアルガイドをAmazonで注文してしまった。男女の入れ替わりモノは昔からの定番であるが、その分難しい題材でもある。けれどそんな不思議現象の中でその現象を理解しつつ対処していくという話が個人的にストライクゾーンど真ん中だった。物語の中には設定がおかしいだろうというところもあるが、視聴者としては最大限に楽しめる作品だった。Another Sideの小説には三葉の両親の話や、入れ替わっていたときの他人視点でのストーリーなどが載っているので、この作品は見たけどまだ読んでないという人は是非読んでほしい。

A

聲の形(特別ゲスト2)

全体的にさすが京アニといった感じの完成度の高さだった。ストーリーが変更されたせいで、終盤出てきたキャラの出番が少し物足りなくなった感はあるが、全体的にはよくまとまっていたと思う。絵の表現で登場キャラの心情を観客に伝えるという、アニメならではの表現が秀逸だった。劇伴もとても良かったのだが、聴覚障害者を扱った作品であるというが皮肉である。キャラそれぞれにどんな感情を抱くかは見た人によって大きく変わるだろうが、見た人の心を大きく動かす作品であったというのは一貫しているだろう。原作を読んでいたのに映画を見たらつらすぎてもう2回目は見ないだろうと思うほどだった。

B

NEW GAME!

原作の雰囲気と独特のキャラを最高に再現しきった動画工房は流石といったところか。原作を尊重しつつ、動画という強みを活かして原作では数コマだった部分を拾って拡張したりするなど、原作読者にとっても十分楽しめる作品となっていた。原作も4コマ漫画としてはストーリー成分多めだったのもあるが、1クールできちんと完結した部分も視聴者としてはスッキリする。漫画のアニメ化とはこういうものだというのを示してくれた作品だったと思う。原作のストックもそれなりにあるし第2期が十分期待できるはずだ。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!

全体的にいつも通りイリヤ、美遊、クロの三人が可愛い作品だったのでそれだけで満足。ただ、異世界に飛んでしまったせいで元の世界の同級生がほとんど出てこなかったのは残念。設定とかいろいろよくわからない部分も多いが、少女が頑張っているというだけで感動するので良し。

食戟のソーマ 弐ノ皿

秋の選抜編、スタジエール編と原作でも評価の高かった部分だけあってアニメで見ても十分おもしろかった。原作を活かしきったいいアニメ作品だったとおもう。

C

Re:ゼロから始める異世界生活

最初から最後まで悪いアニメではなかった。個人的にスバルが嫌いなのであまり評価は上がらないが、レムと優勝できたのは良し。演出も十分よかったしストーリーもよくまとまっていた。ただ、最終回で視聴者を絶望に叩き落とすのを期待していたので少し残念。そのせいで終盤レムが意味もなく空気になってしまった感がある。

D

タブー・タトゥー

純粋に楽しめたのは第1話だけでしたね。キャラはよかったし、ギャグもいいしお色気シーンもいい。その部分だけだったら結構よくできた作品だったと思う。しかし、第1話では完成度の高かったバトルシーンもそれ以降は並程度になってしまっていた。中盤からは鬱展開が続くし、設定の甘さからかストーリーのまとまりもなくなっていった。そんななか未熟な主人公を見せられるのはそこまで良いと評価できるものではなかった。

E

なし