2019年4・5・6月あたりで読んだもの感想
読んだものを適当にピックアップして感想書いてく。続きものの感想は書いたり書かなかったり。
今回からは同ジャンルごとに評価が高いものほど上にしてます。
漫画
BLUE GIANT
- 作者: 石塚真一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/12/04
- メディア: Kindle版
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これは名作。よくある音楽モノの作品と違って、初っ端から主人公の奇抜な演奏を理解する人間と理解しない人間が出てくるのが印象的だった。そしてそれを全く気にしない主人公がエゴイズム全開で楽しんでる様子が見ていておもしろい。情熱を歯車に動いてくストーリーが良い。ジャズのかっこよさを全力でぶつけてくる描写に圧倒されてしまった。この漫画にではなく、音楽に熱中させてくれる作品。
我らコンタクティ
- 作者: 森田るい
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: Kindle版
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来世は他人がいい
- 作者: 小西明日翔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: Kindle版
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少し異色な雰囲気もあるが、ジャンルとしてはドタバタコメディかな?強気なヤクザ娘が主人公というとよくある感じだけど、なんだかんだ見たことのない構図で独特の面白さがある。強気な主人公だけどさらにやばいヤクザ男と関わることになってしまって結局振り回されてるのが良い。
MIX
- 作者: あだち充
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/08/05
- メディア: Kindle版
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スターシステム最高。『タッチ』が好きな人には読んでほしい。というか『タッチ』を読んでほしい。
とんがり帽子のアトリエ
- 作者: 白浜鴎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/01/23
- メディア: Kindle版
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コマ割りと構図が天才のそれ。ストーリー的にはよくあるファンタジーの王道って感じ。普通におもしろい。
骨が腐るまで
- 作者: 内海八重
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/10/07
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最初はただのサイコサスペンスかと思った。けど話を読み進めていくうちに明らかになっていく真実を知るうちに、それぞれのキャラの行動が気になっていった。最後まで読んだ上で振り返っていくと、みんな最初から一貫した原理で動いていたんだなと分かる。ストーリーの構成もしっかりしていて、完成度の高い作品だった。キャラもかわいいし。
マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~
マキとマミ?上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話? (コミックエッセイ)
- 作者: 町田粥
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2017/12/07
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オタクが内輪ネタで騒ぐ漫画が好きという裏設定がある。なのでまあまあ好き。あるあるネタと限界オタクエピソードは適当に読むのに向いている。
ラノベ
MONUMENT あるいは自分自身の怪物
MONUMENT あるいは自分自身の怪物 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)
- 作者: 滝川廉治,鍋島テツヒロ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/12/22
- メディア: Kindle版
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twitter.comMONUMENT あるいは自分自身の怪物https://t.co/O776pEqUtP
— てすら🐰💛 (@kugelblitz6535) 2019年5月18日
久しぶりにここまで重厚感のある小説を読んだ。舞台としてはファンタジーだけど、話としては序盤から謎を秘めたSF的なもの。密度の高いストーリーで飽きずに読むことが出来た。この本を書くためにかけられたもの重みを感じさせる作品ん。
マジで作品としての完成度が高い。
天才王子の赤字国家再生術 ~そうだ、売国しよう~
天才王子の赤字国家再生術 ?そうだ、売国しよう? (GA文庫)
- 作者: 鳥羽徹
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/05/17
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ザ・ラノベって感じ。でも近年の傾向よりは主人公も普通寄りかもしれない。ライトの名の通り軽く読める。主人公の声優はたぶん松岡禎丞。
月とライカと吸血姫
- 作者: 牧野圭祐
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/12/28
- メディア: Kindle版
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標準的なボーイミーツガール。全体として悪くはないけど、同じようなコンセプトの過去作品と比べてしまうと少し見劣りするかも。主人公の声優はたぶん梶裕貴。
『我らコンタクティ』感想
【ロケット】はよく男のロマンとして語られるものだと思う。 この作品は、そんなロケットに思いを託す二人の話だ。
ストーリーは、主人公の女性が会社の上司を毒づくところから始まる。 小学校時代の同級生の男と不意に再開した彼女は、印象に残っていた小学校時代の思い出を一方的にまくしたてる。 言葉の少ない同級生に対して、よく喋る人なのだろう。そんな彼女が、同級生が見せたかったという自作ロケットの燃焼実験に対して言葉を失っていたのが印象的だった。 同級生の彼の周りにも、人間関係のしがらみであったりとか、打ち上げを阻止しようとする警察など、世の中の不自由さが存在する。 そんな世知辛さを振り切ってロマンを追い求める二人の姿に、中盤からはこちらもつい熱中させられてしまった。
演出としては、作品全体を通して、光と効果音の描写が印象に残った。作中には、暗い現実からの逃避としての光というものが多く描かれている。そんな中で一際大きな音を出しながら強い光を放つロケットにはロマンが詰まっていたと思う。
試し読み
- 作者: 森田るい
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: Kindle版
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2019年春アニメ第1話評価と感想
見た順に追加していきます。A:超良作 B:良作 C:普通 D:微妙。一応同じランク付けでも上に書いてある方が評価高いです。ロボものと戦記ものと男ばっかの作品は好みじゃないのであまり見ません。続きものはとりあえず感想なしで。
今期は特に良い作品というのも少ないけど特に悪い作品も少ないなんともないクールという印象。『世話やきキツネの仙狐さん』が今期の5割を支えていると思います。
A
世話やきキツネの仙狐さん
見ながらついつい叫んでしまった。キャラの可愛さがやばい。今期はこれで社会人を乗り切れる。僕も神使の狐に世話してもらえるように善行を積みます。
MIX
やっぱりあだち充おもしろいよ。個人的には『メジャー2nd』よりこっち。『タッチ』と『みゆき』読もうぜ。
B
鬼滅の刃
漫画は少し読んでそのままだったけどなんだかんだおもしろそう。さすがジャンプって感じ。中身は今後の展開次第だけど、アニメとしての出来はいいので期待はできる。
超可動ガール1/6
思ったより設定が良いしおもしろい。今後の展開にも十分期待が持てるので期待大。
ひとりぼっちの○○生活
嘔吐アニメは信頼できる。まだ出だしだからエンジンかけ始めって感じだけどちょくちょくおもしろ要素入れてくる。これからどんどんわちゃわちゃした感じになるならいい感じ。
ぼくたちは勉強ができない
悪くないよ。でも真冬先生とあしゅみー先輩を知ってしまったので原作でいいかな〜という感じ。アニメとしてのクオリティは十分なので原作読んでない人は見ればいいと思う。
C
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!
中身はくだらないけどストパンのキャラが見れるし良し。パンツじゃなくてズボンですよ。
異世界かるてっと
アインズ様の煽りが他世界にも波及するのはおもしろい。笑うレムの姿をもう一度見れるとは思わなかった。めぐみんとエミリアの会話待ってます。このカオスを適当に愉しめば良いんですかね。見どころはエンドカード。
八十亀ちゃんかんさつにっき
良さげ。キャラが良さそう。名古屋とかよくわからないけど5分アニメだしいい感じに見れる。
この音とまれ!
全体的に良さそうだけど、少女漫画的な不良騒動とかやられるのは興味ない。こういう演奏と関係ないストーリー多めだとちょっと微妙かなあ。
川柳少女
15分アニメで軽く見れる作品。575のゆる~い会話がそのまま作品のゆる~い雰囲気を作っている。ざーさんの川柳を癒やしとして聞くのにいいアニメ。
ノブナガ先生の幼な妻
光り輝く体は草。この特に大きな動きもなさそうな茶番がなんだかんだで好み。今後に期待。
みだらな青ちゃんは勉強ができない
しょーもなギャグ。キャラがいいのでそれもおもしろい。ラブコメは正直いらない。女主人公でどこまでやれるか期待。
さらざんまい
まあやっぱり『ピングドラム』みたいな不思議作品。かわいいキャラがいないと流石に見る気しないかなあ。物語の終わり方は気になるけどやる気が無いので無理。
フルーツバスケット
テント出落ちは嫌いじゃない。普通の少女漫画っぽい内容だけどゆるい雰囲気なので今後の展開がおもしろければ見れる作品。
なんでここに先生が!?
中身はしょーもないけど新しいタイプの上坂すみれが聞ける。
女子かう生
背景アニメ。個人的にはキャラが好みじゃないので限界感ある。5分だからまあなんとか。
八月のシンデレラナイン
構造はだいたい『ラブライブ』と一緒。廃校はしないけど。キャラは悪くなさげなのでどれだけ中身で引っ張れるか。
D
賢者の孫
想像以上にクソの風格がある。これは話題にもならないレベル。何をしたかったのかは謎だけど演出が微妙にダサい。もっとふざけてほしかった。
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
まだ1話で何もわからないけど並列世界モノをおもしろくできるほどのポテンシャルは感じない。とりあえず不思議なこと起こして伏線っぽいこと出しとけばいいと思ってぐちゃぐちゃになってる。貴重な釘宮枠だったのに残念。
Fairy gone フェアリーゴーン
まあよくある雰囲気アニメ。かっこよさもないしおもしろさもない。
消滅都市
虚無。正直最後まで見てない。
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今激アツ。読んで。
- 作者: 仲谷鳰
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/09/27
- メディア: コミック
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