『ハヤテのごとく!』伏線解説
完結おめでとうございます。この漫画を読み始めた頃はナギより年下だったのに、もうサキさんより年上です。今までの人生で一番長く読み続けた漫画がとうとう終わってしまいました。感慨深いものがありますね。個人的に一番印象に残ってる話は下田編でハヤテと西沢さんが自転車に乗ってる話です。
読み続けたとは言えもういろいろ忘れてきてしまっているので、読み直すついでに伏線などをまとめてみました。参考にしてください。今はまんが家BACKSTAGEを読み返しているので気づいたことを追加していくかもしれません。
伏線な人々
姫神
イクサ(ハヤテの兄)
マリア
- ミコノスの三千院邸にあるフリギアの碑文を解読するために英才教育を受けたため、非の打ち所のない天才になる
- まあ伊澄さんがあっさり読んじゃいましたが
- 実はハヤテの姉だったという裏設定がある(打ち切りの場合はそういうオチにする予定だったらしい*1)
オルムズト・ナジャ(カバー裏の神様)
- まさか本編に登場するとは
- 読み切り『神様にRocket Punch!!』にも同様の神様が登場
タマ
- まさかの喋れるネコ(アフリカにトラはいない)
- タマが喋れるようになったのは伊澄さんが何かしたらしい*2
王族の庭城(ロイヤル・ガーデン)
- 時の彼方の城
- ミダス王が神様(オルムズト・ナジャ)を封じ込めた
- 光っている王玉を持った者が負の感情を爆発させることで王族の庭城への道が開かれる
庭城から出る方法
- アブラクサスにある365本の柱のうち、正解の柱を二人で手に手を取り合い斬りつけると庭城から出ることができる
- 間違った柱を斬りつけると王玉の持ち主は死ぬ
- アテネはハヤテを大切に思うがゆえにこの方法を教えなかった
王族の力
- 神様を閉じ込めた力
- 棺の中にはオルムズト・ナジャの写本がある*4
- 寿命50年と引き換えに願いを叶えられる
- 時の果てにある城の中で使えば寿命を奪われずに済む(王玉は必要)
- 力を使った者は王玉に触れられなくなるので庭城から出られなくなる
- 触れると力を使った直後の肉体、記憶に戻される
- 以前は姫神の一族が守る姫神の地にあった
- 姫神が力を使ったことで城の最深部へ
- 紫子が持ち出した後はムラサキノヤカタへ
- その後、紫子が力を使い再び城へ
それぞれの目的
- 紫子: 城に封じられた神様の開放。未達成。
- 帝・姫神: 紫子を蘇らせる。最終話で、寿命50年と引き換えに叶える願いでは亡くなった人を蘇らせる力は無いことが判明。
- ハヤテ・ナギ: 遺産相続のため石を集める。その後、美琴から紫子の目的も引き継ぐ*5。
- ヒスイ: 王族の力を自分のものにすること。
それぞれの願い事
- アテネ: 自らの死の病を治す。そして天王州家を守る。
- 姫神: 「僕の右手を、正義の味方みたいなかっこいい、ロケットパンチにしてください」紫子の気を引くために寿命50年と引き換えに願いを叶える。後に紫子にこの願い事をなかったことにして欲しいと頼んでいる。
- 紫子: 「本当に助けを必要とした時、最も絆の強いその人の名を呼べば、過去も未来も飛び越えて、その人が、疾風の如く助けてくれますように」また、友達としてのお願いとして「いつかあなたが私のおかげであの城から開放されたらその時はご褒美として私のために使ってしまったあの子の50年を元に戻してあげて」とも言っている*6。
王玉
三千院家に代々受け継がれてきた石。帝もその力を知らなかったが、王族の力を取り戻そうとする姫神に会ったことで真の力を知る*7。
王玉の持ち主移動表
紫子が発見したあとの持ち主 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
紫子 | 姫神が使用 | 形見としてお屋敷に *8 | ||||
美琴 | ワタル *9 | ナギ *10 | ||||
初穂 | 紫子が庭城へ入る | 紫子が使用 | 形見としてお屋敷に *11 | |||
帝 | アテネ アテネ庭城へ入る | アテネ使用 | 指輪としてハヤテに *12 | 両親が質屋に | 質屋で雪路に *13 | アテネに? *14 |
帝 | ハヤテ幼少期 | ハヤテ庭城へ入る | イクサ庭城へ入る | 伊澄破壊 *15 | ||
帝 | ハヤテ *16 | 伊澄呪いを解く *17 | ナギ破壊 *18 | |||
帝 | 愛歌 *19 | 伊澄呪いを解く *20 | アテネ 王玉に触れて子供に | マキナ *21 | ヒスイ *22 | ヒスイ破壊 アテネ元の姿に戻る *23 |
帝 | 金庭 | ハヤテ *24 | 帝 | ハヤテ *25 | ||
帝 | 宝物庫で保管 | ハヤテ宝物庫から盗む *26 | 帝に渡す | 伊澄破壊 *27 | ||
帝 | 自力で呪いをとこうとして破壊 | |||||
帝 | ? | ツグミ回収 | 美琴 | ハヤテ *28 | ヒスイ*29 | |
帝 | ? | ツグミ回収 | 美琴 | ハヤテ *30 | ヒスイ*31 |
未解明の伏線などなど
- 朝風理沙のファーストキスの相手*35。
ハヤテっぽいですねえ。いつかはわかりませんが。*36 - 文の母親は過去ハヤテと接点があるらしい*37。
これはおそらく、8巻1話で娘の治療代50万円を肩代わりしてあげたお母さんだと思われます。お互いが知らないところでハヤテは文の命の恩人だったということですね。 - 姫神が第2話でスゲーちっこく出ているらしい*38
第1巻57ページ2コマ目の月にシルエットで出ているそうです*39
- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/06/16
- メディア: コミック
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*2:13巻扉絵
*3:20巻162p
*4:50巻148p
*5:48巻115p
*6:最終話
*7:47巻28p
*8:43巻176p
*9:21巻20p
*10:50巻122p
*11:43巻176p
*12:17巻183p
*13:23巻扉絵
*14:43巻174p
*15:43巻17p
*16:2巻69p
*17:3巻117
*18:24巻31p
*19:15巻8p
*20:15巻26p
*21:42巻10p
*22:50巻132p
*23:50巻170p
*24:47巻126p
*25:556話
*26:43巻116p
*27:43巻128p
*28:48巻99p
*29:550話
*30:48巻99p
*31:550話
*32:47巻27p
*34:42巻46p
*35:20巻104p
*36:サンデーまんが家BACKSTAGE|畑 健二郎 Vol.436
*37:サンデーまんが家BACKSTAGE|畑 健二郎 Vol.166
2017年春アニメ第1話評価と感想
ランキング形式でまとめています。期待度でタイトルだけは書いておきます。見た順に感想を書いていきます。見ないアニメも多いです。
S
A
サクラクエスト
とりあえず主人公はP.A.の今まで通りの感じです。出だしとしては今までよりは少し劣る気がしますが、期待せざるを得ませんね。王道展開を突っ走ってくれると思います。
B
ソード・オラトリア
まだまだわかりませんが、今のところ順調だと思います。本編はベル君個人の成長物語でしたが、個人的にはこういう仲間たちとの話のほうが好きです。
冴えない彼女の育てかた♭
ストーリーの部分はともかく、アニメは最高っぽいですね。順調に最後まで行ってくれること期待です。第3期待ってます。
進撃の巨人 Season2
いい感じです。第1期と同じようにやれてるんじゃないでしょうか。このまま最後までやるようですし、熱い展開に期待です。
サクラダリセット
近年の思考停止で見れるラノベアニメとは一線を画した緻密な作品です。能力の独特さは今まで見てきた作品の中でもトップクラスです。キャラクターは自分から動くのではなく、作者の作るロジックの上を淡々と歩いていきます。ストーリーの動きのゆっくりさに少々退屈さを感じることもありますが、これがこの作品の空気感なのでしょう。
恋愛暴君
想像以上に頭悪いキャラたちでした。こういうの結構好みです。作画もちゃんとしてますし、楽しめそうです。
正解するカド
出だしとしてはいい感じでしょう。頭のおかしい理論物理学者設定好きです。周りがポンコツなのが少し気になりますが、よくわからない事象について対処していく話は嫌いじゃないです。
ロクでなし魔術講師と禁忌教典
安心と信頼のテンプレラノベアニメ。衝突、更衣室覗き、決闘の三連コンボ決まりました。開始3分で規約を破るキャラや、メガネ君にもポテンシャルを感じます。こういう作品でサブキャラをきちんと立てているのは評価できます。案外普通に楽しめるかもしれません。
Re:CREATORS
フィクションの世界の住人が現実世界に来てしまう設定好きですよ。現実世界が神々の世界というのもいいですね。こういう中二病っぽい作品いいですね。
ツインエンジェルBREAK
とりあえず今までの流れとか全く予備知識無しで見てますが結構楽しめますね。こういうアニメにありがちなぶっ飛び感が少なめでおとなしく見れる所が良いと思います。
C
ゼロから始める魔法の書
電撃文庫っぽいファンタジー作品。テンプレから少し外れた魔女と獣人の組み合わせは少しおもしろそう。魔女も見ため的にポンコツかと思ったら結構強いっぽいし、バトルよりもストーリー重視のような感じの気がします。今後の展開に期待です。
アリスと蔵六
CGがしょぼい。実際の地名を使ったり、原作よりもリアル感を出してます。その分CGのお粗末感が増していますが。もっとファンタジーを全面に押し出していったほうが良かったと思います。キャラは良いですが、正直アニメにはあまり期待できませんかね。
武装少女マキャヴェリズム
とりあえずストーリーが見えないです。キャラは良いのに半分ほどが意味の分からない戦闘シーンで個人的には退屈でしたね。戦闘力の高い美少女、とりあえず名前のついてる奥義連発、こういう定番の設定が好きな人にはいい作品です。
クロックワーク・プラネット
2000年代のような匂いを感じるアニメです。『全てが歯車で再構築された世界』という発想は面白いです。キャラの感じとしては『ノゲラ』と似たような感じです。原作を読んだあとだからか、アニメには物足りなさを感じました。かと言って原作未読だと展開が意味不明だと思います。正直期待はずれです。
終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?
まだまだわからなさそうです。アニメとしてのクオリティは高そうなので今後の展開次第です。正直設定がめんどくさすぎて視聴者が離れていかないか不安な部分はあります。
エロマンガ先生
『俺妹』と比べてキャラの魅力が半減してるのでどうしても好きになりきれない。でもアニメとしてはよくできてました。とりあえずメチャクチャな設定に目をつぶれば普通に楽しめる作品だと思います。『俺妹』好きな人ならギャグのノリも似てますし気にいるんじゃないでしょうか。
D
フレームアームズ・ガール
思った以上に販促感の強い作品でした。キャラはかわいいし、作画やCGも良くできているので興味のある人にはいい作品になると思います。興味のない人には少々つまらない作品でしょう。
つぐもも
アニメとしてのクオリティは高かったですが、いかんせん内容がしょうもないので微妙という感じです。こういう微妙なエロ展開は少し古臭い感じがします。なんで今さらアニメ化したのか謎です。
月がきれい
絵がきれい。詩的なストーリーです。中学生の甘酸っぱい恋愛模様を描く作品です。絵とストーリーがいい感じにマッチしてると思います。ですが、こういう話は僕は好きじゃないです。適当にやりたいネタをやってるだけのような気がします。
GRANBLUE FANTASY The Animation
作画と声優陣は評価します。ただ、ゲームをやってない人が楽しめる要素はなさそうです。
銀の墓守り
中国産俺TUEE作品。ストーリーが読めません。特に魅力のあるキャラが出てくるわけでもありませんし、作品全体として惹きつけられるところがありません。
ツインエンジェルBREAKのOPが好きすぎてそれだけで完走できそう。設定が好きなのはRe:CREATORS。でも主人公が気に入らない。ギャグは恋愛暴君が結構好き。グリのキャラが良い。
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2017年冬アニメ最終評価と感想
第1話の評価と感想は卒論やらなにやらで書きませんでしたが、最終評価はしようと思います。今期まともに見てるアニメの少なさ。
S
A
小林さんちのメイドラゴン
いいキャラがいる作品は多々ありますが、ここまで素敵な関係性を描ける作品は少ないでしょう。原作の独特な世界観を忠実に再現してくれました。最終回も原作のストーリーにアニメオリジナルを織り交ぜてきれいに仕上がっていました。京アニの力と原作の魅力が掛け合わさった素晴らしい作品でした。
B
ガヴリールドロップアウト
キャラが良いのはもちろんギャグもおもしろい良作ですね。毎週楽しむことができました。アニメオリジナルの話も良くできてました。原作のイメージ通りにきちんとアニメ化されていて大満足です。
幼女戦記
作品としての完成度がとても高い作品でした。主人公の特異性を際立たせながら、かといって周囲もただの木偶の坊ではない。転生ものでありながらそれを強く押し出すのではなく、ストーリーのアクセントとして利用している点が魅力でしょう。
C
この素晴らしい世界に祝福を!2
第1期と変わらないノリでよくやってくれました。今回はめぐみんの個別話が少なかったのが少々不満です。『このすば』らしいぐだぐだ感で毎回安心して見れました。ラノベアニメとしては相当成功の部類に入ると思います。このまま完結まで突っ走って欲しいですね。
けものフレンズ
今期で一番続きが気になる作品でしたね。細かい設定は明らかになってない部分がまだ多くありますが、続編に期待でしょうか。よく作り込まれたストーリーとキャラクターが魅力的な作品でした。
D
ガヴリールドロップアウト (1) (電撃コミックスNEXT)
- 作者: うかみ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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